将来設計のための通信制高校

通信制高校ってどんな高校?

通信制高校とは、主に自宅で学習し、課題を提出して添削を受けながら単位取得を目指すものです。学年という意識はなく、必修科目を含む74単位以上を取得することで卒業となりますが、3年以上の在籍が必要です。また、スクーリングという登校日の出席も必須で、すべて通信のみで完結するものではありません。
通信制高校の入学資格は、15歳以上で、中学を卒業していることです。中学3年生は卒業見込みで出願できます。入学試験は面接や作文が中心で、簡単な筆記テストがある場合もありますが、いわゆる学力テストのようなものはほとんどおこなわれません。
また、費用的にもリーズナブルで、公立の通信制高校なら3年間の費用は10万円程度、私立の場合は設備やシステムなどの違いで学校により変わってきますが、高い方でも公立の全日制の高校でかかる費用を下回ります。

広く門戸を開いた通信制高校で、高卒資格を取得する

自宅学習が中心なので、すでに仕事を持っていて学校に通う時間がない人や、病気や障害で学校に通うのが困難な人でも学べます。入学の際の学力はあまり問わず、中学までの学力が不足している人でも、意欲のある人には学びの場を提供しようというスタンスです。費用的に安いことで、経済的な理由で高校進学が難しい人でも、あきらめずに学ぶことができます。いじめなどで不登校になり精神的に通学がしにくい生徒に対しても、対応するノウハウを持っている学校が多く、そのような学校ではカウンセリングをおこなうなど、個々のケースに応じた指導をしてくれます。
卒業までの年限は3年以上ですが、在籍できる年限は6年か8年が多く、中には10年以上というところもあります。そのため、自分のペースで卒業を目指すことができます。通信制高校の卒業資格は、全日制高校の卒業資格とまったく同等のものなので、将来の進路の選択肢を広げる力となるものです。